■ トヨタ WISH(ウィッシュ) モデルチェンジ推移2009年4月2日
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トヨタニュースリリースより
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ウィッシュをフルモデルチェンジ
TOYOTAは、ウィッシュをフルモデルチェンジし、全国のネッツ店を通じて、4月2日より発売した。
2003年1月に発売した初代ウィッシュは、スポーティなスタイル・多彩なユーティリティ・軽快な走りを実現したコンパクトな7シーターとして好評を博してきた。累計販売台数は55万台を突破している。
2代目となる新型車は『“Smart Multi Player(スマート マルチ プレイヤー)”WISH(ウィッシュ)』をテーマに、スポーティ感と快適性に一層磨きをかけ、走行・環境・安全性能全てを格段に進化させることで、あらゆるシーンで活躍し、お客様の多様な願い(WISH)を叶えるクルマを目指して開発した。
具体的には、優れた環境性能と高い動力性能を両立する新世代エンジン動弁機構「バルブマチック」を搭載したエンジンを全車に採用。Super CVT-i*1と組み合わせることで、従来型車に比べ燃費を最大15%向上するとともに爽快な走りを実現。
また、広がりのある音響空間を生み出すWISH・パノラミックライブサウンドシステムを設定するなど、リラックスできる室内空間を追求。さらに、S-VSC*2やSRS*3サイド&カーテンシールドエアバッグを全車に標準装備するなど、クラス*4トップレベルの安全性能も備えている。
【主な特長】
1.クラストップレベルの環境性能と、爽快な走りを両立させたパワートレーン
・ 高い環境・動力性能を両立する動弁機構「バルブマチック」を搭載した1.8L・2.0Lエンジンに、低燃費と滑らかな走りを実現するSuper CVT-iを組み合わせ、1.8L 2WD車で16.0km/L*5(CO2排出量:145g/km*6)、2.0L車で15.2km/L*5(CO2排出量:153g/km*6)を実現
・ 1.8L 2WD車は「平成22年度燃費基準*7+20%」、2.0L車は「平成22年度燃費基準+15%」を達成するとともに、両車「平成17年基準排出ガス75%低減レベル*8」の認定も取得し、グリーン税制の減税措置に適合
・ 7速スポーツシーケンシャルシフトマチックの全車標準装備をはじめ、CVTスポーツモードやダイナミックスポーツモードの採用などにより、意のままの操作感覚を楽しめ、爽快な走りを実現
2.スポーティ感を増し、洗練されたスタイル
・ トヨタ車のデザインフィロソフィ「VIBRANT CLARITY(活き活き・明快)」に基づき、精悍さを強めたフロントマスクや、伸びやかなモノフォルムシルエットによる、躍動感にあふれたスタイリッシュなエクステリア
・ 飛行機の翼をイメージした水平方向に広がりのあるインストルメントパネルや、明るい内装色グレージュの設定などによる、先進的で質感の高いインテリア
3.リラックス空間を創り出す快適装備と、充実の安全装備
・ 天井やリヤピラー上部といった車室内のより高い位置などに計10個のスピーカーを配置し、クリアな音質と、広がりのある音響空間を生み出すWISH・パノラミックライブサウンドシステムを設定
・ アレルギーの原因となる可能性があるダニアレルゲンの活動を抑制する、抗ダニアレルゲン加工を施したシート表皮を採用
・ 室内の花粉を素早く減少させる花粉除去モード付オートエアコンを全車に標準装備
さらに、除菌効果のあるイオンを放出するとともに、イオンバランスを最適に整え、室内を爽やかな空気で満たすプラズマクラスター*9を採用
・ S-VSC、SRSサイド&カーテンシールドエアバッグ、運転席・助手席のアクティブヘッドレストを全車に標準装備
*1 Super CVT-i : Super Continuously Variable Transmission-intelligent(自動無段変速機)
*2 S-VSC : Steering-assisted Vehicle Stability Control(ステアリング協調車両安定性制御システム)
*3 SRS : Supplemental Restraint System(乗員保護補助装置)
*4 同排気量クラスでの比較
*5 10・15モード走行、国土交通省審査値
*6 10・15モード燃費の1km走行当たりのCO2排出量換算値
*7 省エネ法に基づき定められている燃費目標基準
*8 国土交通省の低排出ガス車認定制度
*9 プラズマクラスターはシャープ株式会社の登録商標
【販売概要】
1.販 売 店 : 全国のネッツ店
2.月 販 目 標 台 数 : 6,000台
3.発表試乗ウィーク : 4月11日(土)〜19日(日)
【生産工場】
トヨタ自動車(株) 田原工場
・価格(消費税込み)
1,840,000−2,480,000円
【車両概要】
1.クラストップレベルの環境性能と、爽快な走りを両立させたパワートレーン
▽ 高い環境・動力性能を両立する動弁機構「バルブマチック」を搭載した1.8L・2.0Lエンジンに、低燃費と滑らかな走りを実現するSuper CVT-iを組み合わせ、1.8L 2WD車で16.0km/L(CO2排出量:145g/km)、2.0L車で15.2km/L(CO2排出量:153g/km)を実現
・ 吸気バルブのリフト量と開閉時期を無段階に連続的に変化させ、全運転領域で最適に制御する「バルブマチック」の採用により、低燃費と力強い加速性能を両立
さらに、エンジンとSuper CVT-iの統合制御において、高いレスポンスと伸びやかな加速フィーリングを重視しつつ、低燃費も実現
▽ 1.8L 2WD車は「平成22年度燃費基準+20%」、2.0L車は「平成22年度燃費基準+15%」を達成するとともに、両車「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定も取得し、グリーン税制の減税措置に適合
・ 1.8L 4WD車も「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を取得
▽ マニュアル感覚の操作が楽しめる7速スポーツシーケンシャルシフトマチックの全車標準装備をはじめ、CVTスポーツモードやダイナミックスポーツモードの採用などにより、爽快な走りを実現
・ ステアリングを握ったままシフトアップ・ダウン操作が可能なパドルシフトを採用し、F1感覚のシフト操作や、手応えのあるダイナミックな操作感を実現(1.8S、2.0Z)
・ 加減速の応答性を高めるCVTスポーツモード(1.8S)、高い応答性に加え、TRC*1、EPS*2の制御により、コーナリング時におけるスポーティな走りを追求したダイナミックスポーツモード(2.0Z)を採用
*1 TRC : Traction Control
*2 EPS : Electric Power Steering
▽ 「エコドライブモード」を選択することにより、アクセル操作に対する駆動力の最適化と空調の省エネルギー化を図り、実走行燃費の向上に寄与
▽ 環境に優しいアクセル操作(エコ運転)で点灯するエコドライブインジケーターランプに加え、現状のアクセル開度とエコ運転の範囲を示すエコドライブインジケーターゾーン表示を全車に採用することで、ドライバーのエコ運転に対する意識を啓発
▽ トヨタ自動車独自の環境評価システム「Eco-VAS*」を活用し、効率的に環境負荷を低減
・ 開発初期段階から環境目標を設定し、環境への影響をバランスよく減少
・ LCA(ライフサイクルアセスメント)を実施し、走行段階だけでなく、生産から廃棄するまでの全段階で排出するCO2や大気汚染物質の総量を低減
* Eco-VAS(エコバス) : Eco-Vehicle Assessment System(トヨタ自動車独自の総合的環境評価システム)
▽ 内装部品の素材、加工法、接着剤の見直しにより、揮発性有機化合物(VOC*)の発生量を抑制し、車室内の臭いや刺激臭を軽減するなど、業界自主目標を達成
* VOC : Volatile Organic Compounds
2.スポーティ感を増し、洗練されたスタイル
▽ トヨタ車のデザインフィロソフィ「VIBRANT CLARITY(活き活き・明快)」に基づき、ルーミーさとスポーティさを調和させ、躍動感にあふれたスタイリッシュなエクステリア
・ 厚みのあるフロントバンパーとシャープなヘッドランプにより、精悍さを強めたフロントマスク
・ フロントピラーの前出し(+80mm)とセンターピラーのブラックアウト化などにより、伸びやかでルーミーなキャビンを実現
・ 抑揚をもたせたドア断面にフロントからリヤまで一気に通したキャラクターラインにより、力強いサイドビューを創出
・ フード・ランプ周り・バンパーコーナーを彫りの深いシャープな面構成とし、躍動感を表現
・ フロント・リヤのバンパー下部を彫りの深い台形形状とし外側に広げることで、低重心のスタンスを強調
・ サイドマッドガードには、ダイナミックな走りをイメージさせるデザインを採用
・ 横基調のリヤコンビネーションランプにより、スポーティさを強調
・ スマートな走りと知的さ・クールさを表現した新開発色の「グレイッシュティールメタリック」をはじめ、全8色を設定
▽ 飛行機の翼をイメージした水平方向に広がりのあるインストルメントパネルや、明るい内装色グレージュの設定などによる、先進的で質感の高いインテリア
・ 低く構えたインストルメントパネルは、基本面にメーターフードを浮かせて見せる2層構成とし、横基調のエアコンレジスターを配することで、先進感と広がりある空間を表現
・ 金属調リングをあしらったコンビネーションメーターにより、スポーティさを強調
・ センタークラスターサイド部にチタン調加飾(1.8L車はシルバー調)を、シフトベゼルに漆黒調加飾を採用し、シートやステアリングホイールにカラーステッチを施すなど、細部にわたり質感を向上
・ フロントシート構造の最適化などにより、ホールド性・フィット感を向上するとともに、シートバックのスリム化により後部座席の足元スペースも拡大
・ ラゲージ最大幅を拡大(+95mm)するとともに、各シートアレンジにおいてクラストップレベルのラゲージ容量を確保し、利便性を向上
3.リラックス空間を創り出す快適装備と、充実の安全装備
▽ 天井やリヤピラー上部といった車室内のより高い位置などに合計10個のスピーカーを配置することで、クリアな音質と、広がりのある音響空間を生み出すWISH・パノラミックライブサウンドシステムを設定
▽ アレルギーの原因となる可能性があるダニアレルゲンの活動を抑制する、抗ダニアレルゲン加工を施したシート表皮を採用
・ 運転席の上下アジャスター調整範囲を拡大(+15mm)、ステアリングにはチルトに加えテレスコピック機能を追加し、簡単に最適なドライビングポジションを設定できるように配慮
▽ 室内の花粉を素早く減少させる花粉除去モード付オートエアコンを全車に標準装備
さらに、除菌効果のあるイオンを放出するとともに、イオンバランスを最適に整え、室内を爽やかな空気で満たすプラズマクラスターを採用
▽ 携帯したスマートキーを取り出すことなく、フロントドアの施錠・解錠、バックドアの解錠ができ、ワンプッシュでエンジンがスタートするスマートエントリー&スタートシステムを採用
▽ ドアパネル付けドアミラーの採用・ピラーのスリム化により、斜め側方の視界を拡大し、視認性を向上
▽ 車両前方直下および左右の映像を190度にわたり映し出すワイドビューフロントモニターに加え、縦列駐車や車庫入れの際、駐車スペースを検知し後退開始位置を案内後、ステアリング操作を支援し駐車を補助するインテリジェントパーキングアシスト(駐車空間認識機能付)を設定
▽ ナビゲーションの地図を最新の情報に更新する「マップオンデマンド」などの先進のナビゲーション機能や多彩なマルチメディア機能を搭載したHDDナビゲーションシステム(G-BOOK mX対応)を設定
▽ パワー(駆動力)・ステアリング・ブレーキを協調制御して車両の安定を保つS-VSCを全車に標準装備
▽ SRSエアバッグ、SRSサイドエアバッグ、SRSカーテンシールドエアバッグ(全3列)を全車に標準装備
▽ アクティブヘッドレスト付WIL*コンセプトシートを全車に標準装備
・ 後方から衝突された際、ヘッドレストを適切な位置に移動させることにより、乗員の頸部への衝撃を緩和し、むち打ち傷害軽減に寄与するアクティブヘッドレストを運転席と助手席に採用
* WIL : Whiplash Injury Lessening(頸部傷害軽減)
▽ より進化した衝突安全ボディGOA*を採用
・ コンパティビリティの概念を取り入れて、55km/hの全方位カーツーカー衝突試験を実施。
衝突時の衝撃を骨格部材に効果的に荷重分散し吸収するボディ構造を採用し、生存空間やダミーの傷害値においてトヨタ自動車独自の目標をクリア
* GOA : Global Outstanding Assessment(クラス世界トップレベルを追求している安全性評価)
▽ 歩行者の頭部や脚部への衝撃緩和に配慮したボディ構造を採用
【ウェルキャブ(メーカー完成特装車)】
▽ シートが車外へスライドダウンし乗降をサポートする「助手席リフトアップシート車」は、リフトアップ機構をコンパクト化することで、セカンドシートの足元スペースを拡大
・ “Bタイプ”には、 手動車いす用収納装置(電動式)を標準装備
▽ 発進時や低速走行時の操作性向上のため、操作に必要な力をベース車に比べて軽減した専用パワーステアリングを標準装備するとともに、手動運転補助装置などの後付けにも対応した「フレンドマチック取付用専用車」を新設定
・ “タイプII”には、車いすからの移乗をスムーズにするため、シート下降機能を備えた専用運転席パワーシートを標準装備
<設定仕様>
・ 助手席リフトアップシート車“Aタイプ”/“Bタイプ”
・ フレンドマチック取付用専用車“タイプI”/“タイプII”

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